みんなのどう議会ナンバー34 Web:https://www.gikai.pref.hokkaido.lg.jp X(旧Twitter):https://twitter.com/hokkaidogikai(@hokkaidogikai) 1ページ カルチャーナイトに参加しました! 《写真》:北海道議会議事堂でのカルチャーナイトの写真 どう議会は7月25日、カルチャーナイト2025に6年ぶりに施設開放プログラムとして参加しました。新庁舎では初の実施で、議場見学や道庁合唱団のミニコンサート、パネル展示など多彩な内容を企画し、多くの来場者で大盛況となりました。 こん号の主な内容 2ページ:令和7年第2回定例会の概要や議決状況について 3ページ:どう議会キーワード「地域医療」 4ページ:新しい議長と副議長が決まりました! / 飲酒運転根絶パネル展 / 「北海道カスタマーハラスメント防止条例」パネル展 2ページ 令和7年第2回定例会(6/17~7/4) 概要 総額60億400万円余の令和7年度補正予算を可決 開会日に選挙が行われ、新しい議長と副議長が決定しました。 知事から補正予算案(緊急に措置を要する経費)や条例案などが提案され、議決しました。 また、議員や委員会から提出された意見案を原案のとおり可決しました。 主な審議日程 6月17日 本会議(開会) 6月19日 本会議(各委員会の委員選任) 6月20日 ~ 6月25日 本会議(一般質問) 6月25日 ~ 7月2日 予算特別委員会 7月3日 常任・特別委員会 7月4日 本会議(閉会) 本会議・予算特別委員会の主な議論 宿泊税について 宿泊税導入に向け、今後どのようなスケジュールで進めるのか。自治体や事業者の意見をどのように取りまとめ、使途を道民にどう説明していくのか。 こめ政策について 北海道まいが安定供給されるよう、どうとしてどのように取り組むのか。本どう農業を「稼げる農業」とするために、何が必要と考えているのか。 開発行為について 倶知安町での違法な開発や森林伐採をどう認識しているのか。再発防止に向け、規制強化や組織体制の見直しを含め、どうとしてどのように対応していくのか。 農業政策について 就業人口の減少や高齢化、資材価格の高騰などを踏まえ、次期北海道農業・農村振興計画の策定にどう取り組んでいくのか。農業農村整備の推進にあたり、地域のニーズをどう把握し、取り組んでいくのか。 地域医療について 物価や賃金を反映した診療報酬の見直しや、道内の要望を踏まえた病床数適正化支援事業の実現など、地域医療の維持・確保にどう取り組むのか。地域センター病院など中核的な医療機関への常勤医師の確保にどう取り組むのか。 地方創生について 国で閣議決定された地方創生2.0基本構想を踏まえ、本どうの地方創生にどのように取り組むのか。急激な人口減少により財政が厳しさを増す基礎自治体に対し、どうとして業務への支援や関わりをどう進めていくのか。 《イラスト》:納税 《イラスト》:こめ農家 《イラスト》:森林伐採 《イラスト》:野菜農家 《イラスト》:医療従事者と患者 主な議決の状況 知事提出案件 【予算案】2件 「令和7年度北海道一般会計補正予算(第1号)」など ⇒   原案可決 【条例案】10件 「北海道職員等の育児休業等に関する条例及び北海道職員の勤務時間、休暇等に関する条例の一部を改正する条例案」など ⇒ 原案可決 【その他の案件】6件 「新幹線鉄道の建設に関する工事に伴う地方公共団体の負担きんに関する件」など ⇒ 原案可決 【人事案件】3件 「北海道公安委員会委員及び方面公安委員会委員の選任につき同意を求める件」など ⇒ 同意議決 議員・委員会提出案件 【意見案】6件 「地方財政の充実・強化に関する意見書」など ⇒ 原案可決 定例会の詳細は、どう議会Webサイトをご覧ください。 3ページ どう議会キーワード 定例会においてのホットな話題をお伝えします。 「地域医療」 北海道は広大で、医療機関が中心部に集中し、へき地や離島では医師不足や高齢化が進むなど、医療が受けづらい地域もあります。こうした状況を改善するため、どうでは医師養成、医療機関の連携強化、在宅医療の充実、ICT導入など多角的に策を講じ、誰もが安心して医療を受けられる体制づくりを進めています。 北海道の地域別医師数(人口10万人あたり) 《イラスト》医師数(医療施設従事医師数) 全どう平均を上回っている圏域 中空知:263.3人、札幌:299.8人、南お島:255.9人、上川中部:353.4人 全どう平均70%未満~50 %以上の圏域 南空知:172.9人、東いぶり171.0人、北お島檜山:137.8人、南檜山:134.7人、富良野:137.7人、留萌:136.8人、ほく網:156.1 人、えんもん:145.5人 全どう平均50%未満の圏域 日高:94.7人、宗谷:113.9人、根室:105.6人 ※人口10万人あたり(単位:人) ※全どう平均:254.0人 ※厚生労働省「令和4年医師・歯科医師・薬剤師統計(調査)」 《イラスト》:男の子 地域医療に携わることの魅力はどんなところにありますか? 《イラスト》:フクロウ博士 病気だけでなく生活全体を支える”オールラウンダー”として地域に貢献できることです。人々と深く繋がり、まち全体を診るやりがいがあるのが、地域医療の魅力です。 北海道の取組 ■ 自治医科大学の設置 地域医療に必要な医師を養成するため、全国の都道府県が共同で設立した大学です。卒業後はへき地などで一定期間勤務すると、修学資金の返還が免除されます。 ■ 在宅医療拠点の整備 在宅医療に積極的に取り組む医療機関や、市町村と連携して継続的な医療体制を調整する拠点を整備し、地域で安心して療養できる体制を強化します。 どう議会QアンドA Q 議会はインターネットで見られる? A 本会議、予算特別委員会、決算特別委員会をインターネットでなま配信・録画配信しています。  録画は、会議が終了した日のおおむね7日後(ど、にち、祝日を除く)からご覧いただけます。 4ページ 新しい議長と副議長が決まりました! 6月17日に正副議長の選挙が行われました。 議長に札幌市白石区選出の伊藤条一議員(自民党・道民会議)、副議長に札幌市清田区選出の梶や大志議員(民主・道民連合)が選ばれました。 飲酒運転根絶パネル展(7/28~8/8) 飲酒運転根絶に向けた道民の規範意識醸成を目的として開催しました。  どうでは、飲酒運転根絶を宣言した飲食店等の登録制度や街頭啓発、広報活動、アルコール健康障害に関する相談支援等を通じて、「飲酒運転をしない・させない・許さない・そして見逃さない」社会づくりに取り組んでいます。 「北海道カスタマーハラスメント防止条例」パネル展(8/12~8/22) 道民の方々にカスタマーハラスメント防止条例を周知啓発するために開催しました。  どうでは、従業者に対する顧客等からの著しい迷惑行為である「カスタマーハラスメント」を防止するため、条例に基づき、電話相談窓口「ハラスメント・労働相談コール」を設置、啓発ポスターの作成やどうHP「カスハラ特設サイト」での情報発信等に取り組んでいます。 ●どう議会Webサイト 議会中継・録画、傍聴・見学のご案内など URL: https://www.gikai.pref.hokkaido.lg.jp/ ●最新号やバックナンバー みんなのどう議会の最新号やバックナンバーは、どう議会WebサイトでPDF版とテキスト版を公開しています。 ●どう議会へのアクセス 住所:札幌市中央区北2条西6丁目 JR札幌駅西通り南口から徒歩約8分 ●紙面へのお問い合わせ メール:gikai.seisaku1@pref.hokkaido.lg.jp 電話:011-204-5691 編集・発行:北海道議会事務局 発行日:令和7年(2025年)10月3日