みんなのどう議会ナンバー33 Web:https://www.gikai.pref.hokkaido.lg.jp X(旧Twitter):https://twitter.com/hokkaidogikai(@hokkaidogikai) 1ページ 議場コンサートを開催しました! 《写真》:議場コンサート演奏写真 令和7年第1回定例会の初日に、木村 かずみさんらが北海道民謡5曲を披露しました。タラ漁やニシン漁の作業唄などが響き、伸びやかな歌声と演奏が調和し、手拍子やかけ声も響く華やかな催しとなりました。 こん号の主な内容 2ページ:令和7年第1回定例会の概要や議決状況について 3ページ:どう議会キーワード「北海道農業」 4ページ:「北海道食品ロス削減推進条例」を制定しました / 食品ロス削減パネル展 / 北朝鮮による拉致問題を考えるパネル展 2ページ 令和7年第1回定例会(2/19~3/18) 概要 総額4兆1,072億2,200万円余の令和7年度当初予算を可決 知事からどうせい執行方針の説明と、令和7年度当初予算や令和6年度補正予算案、条例案などが提案され、議決しました。 また、議員や委員会から提出された会議案や決議案、意見案を原案のとおり可決しました。 主な審議日程 2月19日 本会議(開会) 2月26日 ~ 2月27日 本会議(代表質問) 3月 3日 ~ 3月 6日 本会議(一般質問) 3月 6日 ~ 3月14日 予算特別委員会 3月 7日 補正予算議決 3月17日 常任・特別委員会 3月18日 本会議(閉会) 本会議・予算特別委員会の主な議論 農業政策について 主要穀物の主産地である北海道農業の持続可能な発展に向けてどのように取り組むのか。多様な人材が活躍する本どう農業・農村の実現に向けてどのように取り組むのか。 子ども施策について こどもまんなか社会実現のため、子どもたちの意見をどのように聴取し、反映させていくのか。体験活動が難しい子どもへの支援について、どのように取り組むのか。 観光政策について 魅力ある地域資源を活かした観光振興にどのように取り組んでいくのか。どうが抱える地域交通課題をどのように認識し、体制強化の必要性をどのように考えているのか。 半導体政策について 半導体関連産業の集積の必要性をどう認識し、今後どのように取り組むのか。半導体関連産業が必要とする人材の確保に向け、どのように取り組むのか。 エネルギー政策について 電力需要が増す北海道において、国の原子力活用方針を踏まえた対応をどう考えているのか。再エネ資源豊富な北海道における原発の必要性をどのように考えているのか。 交通政策について 利用者減少で経営が厳しい地方路線バスの現状をどのように受け止め、対応していくのか。JR北海道が策定した黄線区(※1)の実行計画の推進や抜本的な改善方策のとりまとめに、どのように対応していくのか。 ※1 輸送密度(1kmあたりの1日平均利用者数)が200人以上2,000人未満の路線 《イラスト》:こめ農家 《イラスト》:子どもの魚のつかみどり 《イラスト》:ラベンダーばたけ 《イラスト》:集積回路 《イラスト》:風力発電 《イラスト》:路線バス 主な議決の状況 知事提出案件 【予算案】34件 「令和7年度北海道一般会計予算」など ⇒ 原案可決 【条例案】32件 「北海道こども基本条例案」など ⇒ 原案可決 【その他の案件】7件 「国営土地改良事業に伴う地方公共団体の負担きんに関する件」など ⇒ 原案可決 【人事案件】2件 「北海道副知事の選任につき同意を求める件」など ⇒ 同意議決 議員・委員会提出案件 【会議案】2件 「北海道食品ロス削減推進条例案」など ⇒ 原案可決 【決議案】1件 「特別委員会の名称及び調査事項に関する決議」 ⇒ 原案可決 【意見案】5件 「インターネット、SNSを利用した犯罪被害の防止対策並びに誹謗中傷等の抑止及び被害者救済を求める意見書」など ⇒ 原案可決 定例会の詳細は、どう議会Webサイトをご覧ください。 3ページ 「北海道農業」 北海道は、寒冷で積雪期の長い厳しい自然条件の中で、欧米の近代的な農業技術の導入や生産基盤の整備などにより、生産性の高い農業を展開してきました。 どうでは、本どうの農業・農村を持続的に発展させるため、地域と連携しながら様々な施策を進めています。 北海道の主な農畜産物 北海道は、小麦やたまねぎ、牛乳など、多くの農畜産物で全国一の生産量となっており、我が国の食料供給地域としての役割を担っています。 全国に占める北海道の農畜産物の生産量シェア(令和5年度) ※農林水産省のウェブサイトで公表されている統計データを用いて作成 小麦 65.5% 小豆 94.2% じゃがいも 82.4% たまねぎ 64.1% 生にゅう 56.8% 《イラスト》:フクロウ博士 北海道の耕地面積は、日本全体の約4分の1を占めています。広い土地を生かした大規模農業が特徴です。 各地域の農業の特徴 道央地域 水資源と夏の高温を生かした稲作・野菜主体の農業を展開 とかち・オホーツク地域 広大な農地を生かした畑作と酪農・畜産を展開 どうなん地域 温暖な気候を生かした集約型農業を展開 宗谷・釧路・根室地域 広大な牧草地から飼料を自給する草地型酪農を展開 北海道の取組 ■ スマート農業技術の活用の推進 どうでは、農作業の省力化や効率化につながるスマート農業技術の活用を推進しています。 特に酪農では、搾乳ロボットや餌寄せロボット、衛星画像を活用したリモートセンシングによる牧草栽培などの技術が多く活用されています。 ■ 新品種の開発 令和6年、中食・外食向けの業務用米「そらきらり」がデビュー。空知地方の「そら」と米の輝き「きらり」から名付けられました。病気に強く、薬剤使用を減らし環境負荷軽減にも貢献します。 どう議会QアンドA Q 予算って何?どうやって決めるの? A 予算とは、1年間の収入と支出の計画です。地方自治体の首長(知事)が提案し、議会で決定されます。  「当初予算」は第1回定例会で編成され、「補正予算」は年度途中に必要に応じて組み直され、議会で決定されます。 4ページ 「北海道食品ロス削減推進条例」を制定しました どう議会では、令和7年第1回定例会において、議員提案により「北海道食品ロス削減推進条例」を制定しました。この条例は、どうの責務並びに食品関連事業者等及び消費者の役割を明らかにするとともに、食品ロスの削減に関する施策の基本となる事項を定めること等により、食品ロスの削減を総合的に推進することを目的としています。 食品ロス削減パネル展(5/12~5/23) 「北海道食品ロス削減推進条例」の浸透、食品ロス削減に向けた意識醸成を図ることを目的として開催しました。 どうでは、食品ロスを減らすため、「おいしく残さず食べきろう!」をスローガンに、道民運動として「どさんこ愛食食べきり運動」を推進しています。 北朝鮮による拉致問題を考えるパネル展(5/26~6/6) 拉致問題の早期解決に向けて、道民の方々への理解促進を目的として開催しました。  どうでは、北朝鮮人権侵害問題啓発週間(12月10日~16日)に合わせたパネル展の開催や、政府と共同で映画「めぐみ」の上映、署名活動への協力の呼びかけなど、拉致問題の解決に向けた啓発活動に取り組んでいます。 ●どう議会Webサイト 議会中継・録画、傍聴・見学のご案内など URL: https://www.gikai.pref.hokkaido.lg.jp/ ●最新号やバックナンバー みんなのどう議会の最新号やバックナンバーは、どう議会WebサイトでPDF版とテキスト版を公開しています。 ●どう議会へのアクセス 住所:札幌市中央区北2条西6丁目 JR札幌駅西通り南口から徒歩約8分 ●紙面へのお問い合わせ メール:gikai.seisaku1@pref.hokkaido.lg.jp 電話:011-204-5691 編集・発行:北海道議会事務局 発行日:令和7年(2025年)7月4日