みんなのどう議会ナンバー32 Web:https://www.gikai.pref.hokkaido.lg.jp X(旧Twitter):https://twitter.com/hokkaidogikai(@hokkaidogikai) 1ページ 「北海道カスタマーハラスメント防止条例」を制定しました。 《写真》:条例提案説明写真 令和6年11月26日に全会派の議員が共同して提案し、全会一致で可決しました。この条例は、カスタマーハラスメント防止対策の基本となる事項などを定めることにより、社会経済の健全な発展に資することを目的としています。 こん号の主な内容 2ページ:令和6年第4回定例会の概要や議決状況について 3ページ:どう議会キーワード「GX金融・資産運用特区」 4ページ:令和7年第1回臨時会の概要や議決状況 / 北方領土返還要求運動の啓発横断幕を設置しました 2ページ 令和6年第4回定例会(11/26~12/12) 概要 総額190億円余の令和6年度補正予算を可決 知事から補正予算案(当面措置を要する経費)と条例案などが提案され、議決しました。 また、前回より継続審査の決算案件を認定し、議員や委員会から提出された会議案や決議案、意見案を原案のとおり可決しました。 主な審議日程 11月26日 本会議(開会) 11月29日 ~ 12月3日 本会議(一般質問) 12月3日 ~ 12月10日 予算特別委員会 12月11日 常任・特別委員会 12月12日 本会議(閉会) 本会議・予算特別委員会の主な議論 宿泊税について 今回の条例案の提案で、市町村や事業者、道民の方々にどのような影響があるのか。新税の使途やその検討プロセスをどのように考えているのか。 経済対策について 新たに閣議決定された総合経済対策を踏まえ、速やかにその効果をどう全体に波及させるため、どうとしてどのように対応していくのか。 GX金融・資産運用特区について GXの推進に当たり、自然環境との調和や地域との共生をどのように図っていくのか。特区の効果を全道に波及するため、どのように企業誘致の促進を進めていくのか。 ヒグマ対策について ヒグマの捕獲に安心して対応できるよう、ヒグマ管理計画の改定において、どのようにルール化や体制整備を進めていくのか。 防災対策について 寒さで避難生活が長期化した能登半島地震の教訓を踏まえ、大規模災害時の広域避難にどのように対応していくのか。 地方創生について 過去10年間の地方創生の取組をどのように総括・検証し、今後どのように取組を展開していくのか。次期創生総合戦略の策定を進めるに当たり、どのように道民からの意見を幅広く取り入れ、反映させていくのか。 《イラスト》:納税 《イラスト》:物価高騰 《イラスト》:風力発電 《イラスト》:ヒグマ 《イラスト》:防災グッズ 主な議決の状況 知事提出案件 【予算案】3件 「令和6年度北海道一般会計補正予算(第5号)」など ⇒ 原案可決 【条例案】21件 「北海道宿泊税条例案」など ⇒ 修正議決など 【その他の案件】12件 「国営造成施設管理事業に伴う地方公共団体の負担きんに関する件」など ⇒ 原案可決 【決算】6件 「令和5年度北海道一般会計及び特別会計歳入歳出決算に関する件」など ⇒ 認定議決 議員・委員会提出案件 【会議案】3件 「北海道カスタマーハラスメント防止条例案」など ⇒ 原案可決 【決議案】1件 「特別委員会の調査事項に関する決議」 ⇒ 原案可決 【意見案】4件 「台湾の国連気候変動枠組条約(UNFCCC)への参加を積極的に支援するよう求める意見書」など ⇒ 原案可決 定例会の詳細は、どう議会Webサイトをご覧ください。 3ページ 「GX金融・資産運用特区」 北海道・札幌市が令和6年6月に「GX金融・資産運用特区」に指定されました。この特区では、化石エネルギー中心の産業・社会構造をクリーンエネルギー中心に変革するGX(グリーントランスフォーメーション)関連産業を全どうで振興する取組や、GX関連産業を支える金融機能を強化する取組が進められます。この取組により、環境と経済・社会が調和しながら成長を続けることを目指します。 《イラスト》:男の子 どうして北海道と札幌市が選ばれたの? 《イラスト》:フクロウ博士 北海道には、風力発電や太陽光発電など、国内随いつの再生可能エネルギーのポテンシャルがあり、GXの適地です。 札幌市は、都市と自然が調和し、充実した都市基盤や大学等の研究機関の集積など優れたビジネス環境があります。 こうした地域の特色を活かしながら金融機能を強化する地域として、北海道・札幌市が特区に決定されました。 「Team Sapporo-Hokkaido」によるGX推進 「Team Sapporo-Hokkaido」(「チーム札幌・北海道」)は、北海道の有する国内随いつの再生可能エネルギーのポテンシャルを最大限に活用し、GXに関する資金・人材・情報が集まるアジア・世界の「金融センター」を目指して、令和5年6月に設立されました。北海道や札幌市を含む21機かんが参加し、今後10年間で約40兆円のGX関連官民投資を北海道に呼び込むため、GX産業の振興へ向けた規制緩和や人材育成、情報発信を進めています。 どう議会QアンドA Q 会派って何? A 自治体運営について同じような考え方を持つ議員が集まるグループのことを会派といいます。どう議会では、4人以上のグループを会派、3人以下のグループを諸派と呼び、会派と諸派を合わせ各派と呼びます。 4ページ 令和7年第1回臨時会(1月16日) 概要 総額1,863億8,000万円余の令和6年度補正予算を可決 知事から補正予算案(緊急に措置を要する経費)が提案され、議決しました。 本会議では、知事に対し、補正予算案について5人の議員が質疑を行いました。 主な議決の状況 知事提出案件 【予算案】3件 「令和6年度北海道一般会計補正予算(第7号)」など ⇒ 原案可決 本会議の主な議論 物価だか緊急経済対策について  これまでの経済対策や課題をどのように踏まえ、今回の対策を取りまとめたのか。国や市町村の経済対策をどのように把握し、どうの支援対象や国や市町村との役割分担を調整したのか。 酪農・肉用ぎゅう経営体質強化緊急支援事業について  本事業を通じて、持続可能な酪農・肉用ぎゅう経営の実現に向けてどのように取り組んでいくのか。本事業の積極的な活用の促進に向けて、どのように取り組んでいくのか。 臨時会の詳細は、どう議会Webサイトをご覧ください。 北方領土返還要求運動の啓発横断幕を設置しました (1/21~2/20) どう議会では、毎年、北方領土返還要求運動強調月間(8月1日~8月31日)と「北方領土の日」特別啓発期間(1月21日~2月20日)に併せて、北方領土返還要求運動の一層の推進に寄与することを目的として、どう議会がいさくに啓発の横断幕を設置しています。 道では、北方領土問題の解決を道政上の最重要課題として位置付け、国に対し領土問題の早期解決に向けた強力な外交交渉の展開を求めるとともに、外交交渉を後押しするための返還要求運動の推進、国との連携や支援の働きかけ、元居住者や隣接地域への支援など、返還実現に向けた対策を積極的に推進しています。 ●どう議会Webサイト 議会中継・録画、傍聴・見学のご案内など URL: https://www.gikai.pref.hokkaido.lg.jp/ ●最新号やバックナンバー みんなのどう議会の最新号やバックナンバーは、どう議会WebサイトでPDF版とテキスト版を公開しています。 ●どう議会へのアクセス 住所:札幌市中央区北2条西6丁目 JR札幌駅西通り南口から徒歩約8分 ●紙面へのお問い合わせ メール:gikai.seisaku1@pref.hokkaido.lg.jp 電話:011-204-5691 編集・発行:北海道議会事務局 発行日:令和7年(2025年)3月21日