みんなのどう議会ナンバー31 Web:https://www.gikai.pref.hokkaido.lg.jp X(旧Twitter):https://twitter.com/hokkaidogikai(@hokkaidogikai) 1ページ 13都道府県議会議長会議が開催されました。 《写真》:議長会議写真 令和6年11月11日、函館市で第241回13都道府県議会議長会議が開催されました。 本会議は、大都市を持つ13の都道府県の議長と副議長が参加し、共通の課題解決に向けて情報交換を行うため、ねん2回開催されています。 北海道での開催は、平成30年4月以来6年ぶりとなります。 こん号の主な内容 2ページ:令和6年第3回定例会の概要や議決状況について 3ページ:インターンシップ生作成「オーバーツーリズム問題 ~持続可能な観光戦略とは~」 4ページ:北海道水産業・漁村振興条例の一部を改正する条例」を制定 / 維持管理防災パネル展 / 少子化対策パネル展 2ページ 令和6年第3回定例会(9/10~10/4) 概要 総額360億9,500万円余の令和6年度補正予算を可決 知事から補正予算案(当面措置を要する経費)と条例案などが提案され、議決しました。 また、議員や委員会から提出された会議案や決議案、意見案を原案のとおり可決しました。 主な審議日程 9月10日 本会議(開会) 9月13日 ~ 9月17日 本会議(代表質問) 9月19日 ~ 9月25日 本会議(一般質問) 9月25日 ~ 10月2日 予算特別委員会 10月3日 常任・特別委員会 10月4日 本会議(閉会) 本会議・予算特別委員会の主な議論 観光振興を目的とした新税について 道民の方々や宿泊事業者の方々への理解を得るためにどのように対応していくのか。宿泊税の使途をどのように決めていくのか。新税を活用した施策や具体的な体制をいつまでに整備するのか。 GX金融・資産運用特区について 地域の方々の意見をどのように活かすのか。特区の効果を道内全体にどのように広げていくのか。どのような方針で再エネ導入と企業誘致を一体てきに進めていくのか。 次世代半導体産業について アメリカ合衆国訪問で得た成果をどのように半導体拠点形成につなげていくのか。半導体人材の確保・定着のための環境整備をどのように考えているのか。 地域医療について 地域医療確保のため、更に多くの医師派遣を求める必要性をどのように考えているのか。人口集中が進む中で、どのように地域医療を担う人材を確保していくのか。 エネルギー政策について 再生可能エネルギーの普及に向けた課題をどのように認識し、対応していくのか。再生可能エネルギーの地産地しょうをどのように取り組むのか。 防災対策について 近年の地震や津波災害を踏まえ、防災体制の充実・強化をどのように進めていくのか。ディーマットの強化をはじめ、災害医療体制をどのように整備していくのか。 《イラスト》:納税 《イラスト》:若葉の生えた地球 《イラスト》:集積回路 《イラスト》:ドクターヘリ 《イラスト》:風力発電 《イラスト》:避難する人と避難誘導する人 主な議決の状況 知事提出案件 【予算案】4件 「令和6年度北海道一般会計補正予算(第2号)」など ⇒ 原案可決 【条例案】7件 「北海道職員の特殊勤務手当に関する条例の一部を改正する条例案」など ⇒ 原案可決 【その他の案件】16件「空港整備事業に伴う地方公共団体の負担きんに関する件」など ⇒ 原案可決 議員・委員会提出案件 【会議案】1件 「北海道水産業・漁村振興条例の一部を改正する条例案」 ⇒ 原案可決 【決議案】1件   「ロシア機による領くう侵犯に対する決議」 ⇒ 原案可決 【意見案】4件   「オンラインを活用したせっけん交通の実現を求める意見書」など ⇒ 原案可決 定例会の詳細は、どう議会Webサイトをご覧ください。 3ページ 『オーバーツーリズム問題 ~持続可能な観光戦略とは~』インターンシップ生作成 オーバーツーリズムとは… 過度な観光地化によって、地域住民の生活環境や観光客の観光体験に悪影響を与える状態のこと。 オーバーツーリズムが起こる背景として、①観光業の市場規模の拡大、②SNSの台頭・普及、③為替の影響などが挙げられる。 北海道観光入込客数(実人数)の推移 新型コロナ感染症が5類に移行し行動制限がなくなったことや、全国旅行支援の効果、円安の影響などにより、国内外から北海道を訪れる観光客は増加しています。これに伴って、一部地域ではオーバーツーリズムの懸念が生じています。 オーバーツーリズムによって生じる諸問題 交通機関の混雑 混雑による事故の発生 私有地の無断立ち入り 駐車場の不足・渋滞 など 対策とこれからの観光 交通手段や観光インフラの充実 運賃支払いのキャッシュレス・た言語化や、観光客が集中する交通機関から別の交通 機関への分散・乗り換えを促進する。 入域管理や運賃設定の促進 観光施設・駐車場予約システムやパーク&ライド駐車場などを整備する。 時間帯・時期・場所への誘導・分散化 観光スポットや周辺エリアの混雑状況の可視化・リアルタイム配信を導入する。 マナー違反行為の防止・抑制 た言語での看板・デジタルサイネージ等の設置、私有地や文化財等への防犯カメラ等の設置、統一ピクトグラムの策定などを行う。 ※「オーバーツーリズムの未然防止・抑制に向けた対策パッケージ」(観光庁) を加工して作成 (https://www.mlit.go.jp/kankocho/seisaku_seido/kihonkeikaku/jizoku_kankochi/jizokukano_taisei/overtourism.html) 4ページ 北海道水産業・漁村振興条例の一部を改正する条例」を制定しました どう議会では「北海道水産業・漁村振興条例」の一部を改正しました。この条例は、次世代に豊かな海を引き継ぐため、北海道で開催された「全国豊かな海づくり大会」を契機に、海を守る取組を強化することを目的として、全会派が共同して提案し、全会一致で可決したものです。 今年もインターンシップ生が来てくれました! どう議会では、今年もインターンシップ生として大学生2名を受け入れ、議会事務局の秘書業務や図書室業務などを体験してもらいました。また、政策調査業務で学んだことをもとに、高校生向けに北海道の課題を紹介する記事を作成してもらいました(3ページ目に掲載)。 インターン生感想 ・インターンシップでなければできないような経験をすることが多く、常に気づきを得る日々でした。様々な仕事を知り、体験するなかで、どう議会や事務局をより身近に感じられるようになりました。 ・私は今回のインターンを通して、議会中継や議会図書室での業務などを体験させていただきました。多くのかたに公務員に関するお話を聞くことができ、仕事に対する学びが得られました。 維持管理防災パネル展(10/7~10/18) どうの公共施設維持管理や防災・減災の取組を紹介することを目的として開催しました。 どうでは、住民の避難を軸とし、情報提供施設の整備や防災環境の構築など、防災・減災の視点を取り入れた取組を推進しています。 少子化対策パネル展(10/21~11/1) 道民の少子化社会の課題に対する理解促進を図ることを目的として開催しました。 どうでは、安心して子育てできる環境整備に努め、道民と共に子育てしやすい社会の実現を目指しています。 ●どう議会Webサイト 議会中継・録画、傍聴・見学のご案内など URL: https://www.gikai.pref.hokkaido.lg.jp/ ●最新号やバックナンバー みんなのどう議会の最新号やバックナンバーは、どう議会WebサイトでPDF版とテキスト版を公開しています。 ●どう議会へのアクセス 住所:札幌市中央区北2条西6丁目 JR札幌駅西通り南口から徒歩約8分 ●紙面へのお問い合わせ メール:gikai.seisaku1@pref.hokkaido.lg.jp 電話:011-204-5691 編集・発行:北海道議会事務局 発行日:令和6年(2024年)12月20日