みんなのどう議会ナンバー29 Web:https://www.gikai.pref.hokkaido.lg.jp X(旧Twitter):https://twitter.com/hokkaidogikai(@hokkaidogikai) 1ページ 北海道・東北六県議会議長会議が開催されました。 《写真》:議長会議写真 令和6年5月15日、函館市で第146回北海道・東北六県議会議長会議が開催されました。 本会議には、北海道と東北6県の議会の正副議長が出席し、全国都道府県議会議長会に提出する、省庁等への要望議案などについて審議が行われました。北海道における開催は、令和2年8月のコロナかによる書面開催を除くと、平成29年5月以来7年ぶりとなりました。 こん号の主な内容 2ページ:令和6年第1回定例会の概要や議決状況について 3ページ:どう議会キーワード「子ども応援社会」 4ページ:北海道議会議員研修会 / 北朝鮮による拉致問題を考えるパネル展 / エゾシカパネル展 2ページ 令和6年第1回定例会(2/21~3/19) 概要 総額4兆688億3,100万円余の令和6年度当初予算を可決 知事からどうせい執行方針の説明と、令和6年度当初予算などの議案107件が提案され、予算案34件、条例案63件、その他の案件6件を原案可決、人事案件4件を同意議決しました。報告のみの案件は3件でした。 また、議員や委員会から提出された会議案2件、意見案2件を原案のとおり可決しました。 主な審議日程 2月21日 本会議(開会) 2月29日 ~ 3月1日 本会議(代表質問) 3月4日 ~ 3月7日 本会議(一般質問) 3月7日 ~ 3月15日 予算特別委員会 3月8日 補正予算議決 3月18日 常任・特別委員会 3月19日 本会議(閉会) 本会議・予算特別委員会の主な議論 防災・減災対策 地域防災りょくの強化、原子力防災体制の強化、冬の避難対策にどのように取り組むのか。 観光振興税(宿泊税) 市町村や事業者、道民への理解促進にどのように取り組むのか。どのような導入スケジュールで進めていくのか。 半導体関連産業 ラピダス社との連携を通じて次世代半導体の拠点形成やパイロットライン稼働に向けてどのように取り組むのか。関連企業の連携強化をどのように進めていくのか。 教育政策 どうりつ学校における学校DXや働き方改革をどのように進めていくのか。 子ども政策 ほんどうの実情を踏まえた新たな子ども計画の策定をどのように取り組むのか。 人口減少対策 人口減少の現状をどのように認識しているのか。第2期北海道創生総合戦略の計画策定をどのように進めていくのか。 《イラスト》:避難する人と避難誘導する人 《イラスト》:納税 《イラスト》:集積回路 《イラスト》:授業でタブレットを使う学生 《イラスト》:幸せそうな家族 主な議決の状況 知事提出案件 【予算案】34件 「令和6年度北海道一般会計予算」など              ⇒ 原案可決 【条例案】63件 「北海道こども施策審議会条例案」など              ⇒ 原案可決 【その他の案件】6件「国営土地改良事業に伴う地方公共団体の負担きんに関する件」など  ⇒ 原案可決 【人事案件】4件 「北海道副知事の選任につき同意を求める件」など         ⇒ 同意議決 議員・委員会提出案件 【会議案】2件 「北海道議会委員会条例の一部を改正する条例案」など        ⇒ 原案可決 【意見案】2件 「朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)による日本人拉致被害者の全員帰国を果たし、拉致問題の完全解決を求める意見書」など     ⇒ 原案可決 定例会の詳細は、どう議会Webサイトをご覧ください。 3ページ どう議会キーワード 定例会においてのホットな話題をお伝えします。 「子ども応援社会」 北海道では、全国を上回る早さで少子化が進行しています。2023年の合計特殊出生率※は、全国で1.20、北海道は47都道府県別で46位の1.06となり、過去最低を更新しました。 どうでは、安心して子どもを生み育てることができ、子どもが健やかに成長していける 「子ども応援社会」の実現に向けて、社会全体で子ども・子育て施策に取り組んでいます。 ※合計特殊出生率…1人の女性が生涯に生むと仮定したときの子どもの数 《イラスト》:男の子 なんで少子化が進んでいるの? 少子化が進むと問題があるの? 《イラスト》:フクロウ博士 北海道の少子化は、未婚化・晩婚化の進行のほか、仕事や子育ての負担感、経済面での不安など、さまざまな要因が考えられます。 少子化の進行は、子どもの自主性や社会性が育ちにくくなることや、生産年齢人口の減少などによる経済や地域社会の活力が低下することなど、ほんどうの将来に広く深刻な影響を与えることが懸念されます。 北海道の取組 結婚 ■結婚サポートセンター 結婚を望む方への相談支援を行うほか、結婚支援を行う道内企業や、道内市町村の結婚支援事業の情報を提供しています。 妊娠・出産 ■妊産婦安心出産支援事業 産科医療機関までの距離が遠い地域にお住まいの妊産婦に対して、健康しんさや出産にかかる交通費等の一部を助成しています。 ■不妊治療費等助成事業 医療保険適用外のため医療費が高額となる不妊治療(先進医療)にかかった経費や、受診のための交通費等の一部を助成しています。 子育て ■北海道医療給付事業(乳幼児等医療費助成) 子育て家庭の医療費の負担を軽減するため、子どもの医療費を助成しています。 《イラスト》:ハグクムさん どうではほかにもさまざまな支援をおこなっているよ。 また、ポータルサイト「ハグクム」では、結婚・妊娠・出産・子育てに関する情報を発信しているよ。 出典:北海道Webサイト (https://www.pref.hokkaido.lg.jp/hf/kms/index.html) どう議会QアンドA Q 会議録って見られるの? A どう議会では、本会議や常任・特別各委員会の会議録をインターネットでご覧いただけます。   冊子版については北海道議会図書室でご覧いただけます。   (URL: http://pref-hokkaido.gijiroku.com/voices/index.asp) 4ページ 北海道議会議員研修会(令和6年2月20日) テーマ「再生可能エネルギーの活用について ~地域マイクログリッドの事例~」 今回の研修会は、北海道大学大学院情報科学研究院のはら りょういち准教授にご講演いただきました。 どうでは主要施策の一つとして「ゼロカーボン北海道」の推進に取り組んでいますが、はら准教授からは再エネ活用のメリットの他、導入拡大策やマイクログリッドを活用したエネルギーの地産地しょうや財政課題に対する妥協が経済に与える影響などについてお話をいただきました。 出席した議員からは今後の議会活動の参考になるとの声が多く聞かれました。 北朝鮮による拉致問題を考えるパネル展(5/13~5/24) 拉致問題の早期解決に向けて、道民の方々への理解促進を目的としてパネル展を開催しました。 道議会では、第1回定例会で議員から「北朝鮮による日本人拉致被害者の全員帰国を果たし、拉致問題の完全解決を求める意見書」を提出し、国に対して日本人拉致問題の完全解決の実現を強く要望するなど、拉致問題の解決に取り組んでいます。 エゾシカパネル展(5/27~6/7) エゾシカ対策の推進について普及啓発を図ることを目的としてパネル展を開催しました。 どうでは、令和6年1月から令和8年12月までの3年間を「エゾシカ緊急対策期間」に設定し、「適正な個体管理」と「捕獲個体の有効活用」の推進に取り組んでいます。 ●どう議会Webサイト 議会中継・録画、傍聴・見学のご案内など URL: https://www.gikai.pref.hokkaido.lg.jp/ ●最新号やバックナンバー みんなのどう議会の最新号やバックナンバーは、どう議会WebサイトでPDF版とテキスト版を公開しています。 ●どう議会へのアクセス 住所:札幌市中央区北2条西6丁目 JR札幌駅西通り南口から徒歩約8分 ●紙面へのお問い合わせ メール:gikai.seisaku1@pref.hokkaido.lg.jp 電話:011-204-5691 編集・発行:北海道議会事務局 発行日:令和6年(2024年)7月5日