みんなのどう議会ナンバー28 Web:https://www.gikai.pref.hokkaido.lg.jp X(旧Twitter):https://twitter.com/hokkaidogikai(@hokkaidogikai) 1ページ 議員研修会を開催しました! 《写真》:議員研修写真 どう議会では、議会議論の質の向上及び活性化を図るため、議員の政策立案機能の充実・強化に向けた研修会を開催しています。 令和5年11月27日(月)に慶應義塾大学大学院システムデザイン・マネジメント研究科のたにぐち なおこ教授をお招きし、「多様な人材の議会への参画を目指して」と題して研修会が行われました。 こん号の主な内容 2ページ:令和5年第4回定例会の概要や議決状況について 3ページ:どう議会キーワード「ヒグマ対策」 4ページ:どう議会議員と札幌大学の学生との意見交換会 / 省エネ・新エネ促進パネル展 / 地震津波防災関連パネル展 2ページ 令和5年第4回定例会(11/28~12/14) 概要 総額1,904億900万円余の令和5年度補正予算を可決 知事から補正予算案(当面措置を要する経費など)と条例案などが提案され、議決しました。 また、ぜんかいより継続審査の決算案件を認定し、議員及び委員会から提出された意見案を原案のとおり可決しました。 主な審議日程 11月28日 本会議(開会) 12月 1日 ~ 12月 5日 本会議(一般質問) 12月 5日 ~ 12月12日 予算特別委員会 12月13日 常任・特別委員会 12月14日 本会議(閉会) 本会議や予算特別委員会の主な議論 観光振興税 市町村や宿泊事業者とどのように調整を進めていくのか。新税の使途は具体的にどのようなものか。 次世代半導体産業 次世代半導体産業の関連産業の集積に向けてどのように取り組み、その効果をどのようにぜんどう各地域に波及させていくのか。 物価高騰対策 さっきゅうな追加対策が求められるが、どうとしてどのように対応していくのか。 交通政策 物流分野における人手不足の現状をどのように認識しているのか。路線の維持・活性化に向け、国に対しどのような支援を求めるのか。 デジタル化 道内自治体の情報システムの標準化に向け、どのように取り組んでいくのか。道内自治体のデジタル化の支援についてどのように対応していくのか。 ヒグマ対策 ヒグマ問題の現状をどのように認識しているのか。ヒグマ対策の強化に向けて今後どのように取り組むのか。 《イラスト》:納税 《イラスト》:集積回路 《イラスト》:物価高騰 《イラスト》:トラック 《イラスト》:ヒグマ 主な議決の状況 知事提出案件 【予算案】6件    「令和5年度北海道一般会計補正予算(第4号)」など  ⇒ 原案可決 【条例案】11件    「地方自治法の一部改正に伴う関係条例の整備に関する条例案」など  ⇒ 原案可決 【その他の案件】4件 「国営造成施設管理事業に伴う地方公共団体の負担きんに関する件」など ⇒ 原案可決 【人事案件】1件  「北海道網走海区漁業調整委員会委員の選任につき同意を求める件」  ⇒ 同意議決 議員・委員会提出案件 【意見案】5件    「防災・減災、国土きょうじんか対策のさらなる推進を求める意見書」など  ⇒ 原案可決 定例会の詳細は、どう議会Webサイトをご覧ください。 3ページ どう議会キーワード 定例会においてのホットな話題をお伝えします。 「ヒグマ対策」 近年、ヒグマによる人身被害や市街地での出没など、ヒグマとのあつれきが問題となっています。野山はもちろん、市街地、公園、河川敷、緑地たいなど、身近な場所にもヒグマが出没する可能性があります。 どうでは人とヒグマとのあつれきを軽減しながら、地域のヒグマの存続を図るために、北海道ヒグマ管理計画を策定し、総合的なヒグマ施策に取り組んでいます。 《イラスト》:男の子 ヒグマによる被害を防ぐにはどうすればいいの? 《イラスト》:フクロウ博士 ヒグマ対策の基本は、まずはヒグマについて正しく知ることです。ヒグマについて正しく理解し、「どのように関わりあっていくか」、「事故を未然に防ぐためにはどうすれば良いか」をよく考えることが必要になります。 ヒグマを引き寄せないために ~ヒグマとの共存を目指す~ ・ヒグマを引き寄せない、餌付かせない ⇒ゴミ出しのルールを守る、食べものや容器のポイ捨てをしない。 ・出没しにくい環境をつくる ⇒道路やいえの周囲の草刈りを行い、ヒグマが身を隠せる場所をなくす。 ・ヒグマの出没情報を確認し、注意を払う ⇒どうや市町村のホームページを確認し、出没情報のある地域への立ち入りを避ける。 《イラスト》:探偵 もっと詳しく知りたいかたは北海道ホームページをチェックしてね! (URL: https://www.pref.hokkaido.lg.jp/ks/skn/higuma/kihon.html) 北海道の取組 ■北海道ヒグマ緊急時等専門人材派遣事業 ヒグマによる人の生活圏への出没や農業被害などの問題に対し、ヒグマ対策に係る専門家を派遣し、調査や捕獲、追いはらいのアドバイスを行うなど、事態の解決に向けた支援をおこなっています。 ■北海道ヒグマ注意報 北海道ヒグマ管理計画に基づき、ヒグマの市街地出没や人身被害等が発生した際に、道民や来道者の皆さまに対して、ヒグマによる人身被害を防止することなどを目的に情報を発信しています。 出典:北海道Webサイト (https://www.pref.hokkaido.lg.jp/ks/skn/125291.html) (https://www.pref.hokkaido.lg.jp/ks/skn/108365.html) どう議会QアンドA Q 議会の傍聴ってできるの? A 議会の傍聴は、定例会及び臨時会の本会議を、どなたでも傍聴することができます。   聴覚に障がいがある方には、補聴器を利用する傍聴席や手話通訳を介した傍聴席もご用意できます(本会議のみ。手話通訳の申し込みは、希望日の1週間前まで。)。   また、常任委員会や特別委員会についても、簡単な手続きで傍聴できます。 4ページ どう議会議員と札幌大学の学生との意見交換会 2月6日(火)~2月7日(水)の2日間、どう議会議員と札幌大学の学生との意見交換会が開催され、3つのゼミから合計16名の学生が参加しました。 「部活動の地域移行化問題」というテーマでは、学生からは「部活動のがいぶ化を進めるためには、行政や地域、住民全体で協議する場が必要。また、有識者よりも当事者を優先させ、若者の意見を重視する組織作りが重要。」等の意見があり、議員からは「様々な世代や立場の人からの意見は必要。」「各地域である課題に対し、1つ1つ策を講じることが望ましい。」等の意見が出され、活発な意見交換が行われました。 《写真》:札幌大学の学生 議員の方々からは、新たな視点での意見をいただき、非常に有益な学びを得ることができました! テーマ 「部活動の地域移行化問題~休日の部活動の地域移行に伴う外部指導員の活用~」 「子どもを守るサンクチュアリ~みんなの心が集まる、温かな共有スペース~」 「北のはこぶね~北のはこぶねで北海道の未来を作れ!若者からの意識革命~」 省エネ・新エネ促進パネル展(12/18~1/5) 省エネ・新エネ促進の意識醸成を図ることを目的としてパネル展を開催しました。 どうでは、温室効果ガス排出量の実質ゼロを目指す「ゼロカーボン北海道」の実現に向け、省エネ・新エネの導入に取り組んでいます。 地震津波防災関連パネル展(1/9~1/19) 地震・津波対策に関する理解と関心を深めることを目的としてパネル展を開催しました。 どうでは、減災計画を策定し、「なんとしても命を守る」ことを主眼とし、想定される被害の軽減に取り組んでいます。 ●どう議会Webサイト 議会中継・録画、傍聴・見学のご案内など URL: https://www.gikai.pref.hokkaido.lg.jp/ ●最新号やバックナンバー みんなのどう議会の最新号やバックナンバーは、どう議会WebサイトでPDF版とテキスト版を公開しています。 ●どう議会へのアクセス 住所:札幌市中央区北2条西6丁目 JR札幌駅西通り南口から徒歩約8分 ●紙面へのお問い合わせ メール:gikai.seisaku1@pref.hokkaido.lg.jp 電話:011-204-5691 編集・発行:北海道議会事務局 発行日:令和6年(2024年)3月15日