みんなの道議会No.24 Web:https://www.gikai.pref.hokkaido.lg.jp Twitter:https://twitter.com/hokkaidogikai(@hokkaidogikai) 1ページ 道議会議員と札幌大学の学生との意見交換会が行われました。 《写真》:道議会議員と札幌大学の学生との意見交換会 令和5年2月7日(火)、道議会議員と札幌大学の学生との意見交換会を行いました。この意見交換会は、札幌大学・札幌大学女子短期大学部との包括連携協定に基づいて行われています。 「コンサドーレ札幌による地域活性化」と「若年層が気軽にウインタースポーツに取り組めるアクセス面の整備と充実」という2つのテーマについて、大学生から考え方を発表してもらい、議員から意見やアドバイスをするなど、活発な意見の交換を行いました。 今号の主な内容 2ページ:令和4年第4回定例会の概要や主な議決状況 3ページ:「食品ロス削減」/「食育」 4ページ:議員講演会/ゼロカーボン北海道関連パネル展 2ページ 令和4年第4回定例会(11/29~12/15) 概要 総額1,866億3,300万円余の令和4年度補正予算を可決 知事から補正予算案(当面措置を要する経費など)と条例案などが提案され、議決しました。 また、前回より継続審査の決算案件を認定し、議員及び委員会から提出された会議案や決議案、意見案を原案のとおり可決しました。 主な審議日程 11月29日 本会議(開会) 12月2日~12月6日 本会議(一般質問) 12月6日~12月13日 予算特別委員会 12月14日 常任・特別委員会 12月15日 本会議(閉会) 本会議や予算特別委員会の主な議論 新型コロナウイルス感染症対策等 感染拡大防止策の周知徹底やワクチン接種の促進、外来医療や病床確保などの医療提供体制の確保にどのように取り組むのか。 ゼロカーボン 地球温暖化防止対策条例改正の考え方や道民意識調査結果の各施策への反映、各施策の進捗管理、森林整備の促進と道産木材の利用拡大、森林由来クレジット以外のクレジットへの取組などにどのように取り組むのか。 経済対策 国の総合経済対策、雇用情勢や人材確保への対応、物価高の影響緩和対策や観光支援にどのように取り組むのか。 交通政策 持続可能な交通網の整備、北海道新幹線の事業費見込みの精査と地方負担の軽減に向けた対応、要対策土の受入先選定の協議などにどのように対応していくのか。 自殺対策 地域特性や自殺死亡率に影響を与える事項の分析結果、自殺対策行動計画策定の考え方、相談窓口の拡充にどのように取り組むのか。 《イラスト》:新型コロナウイルス 《イラスト》:風力発電 《イラスト》:地球温暖化 《イラスト》:木材 《イラスト》:物価高騰 《イラスト》:公共交通 主な議決の状況 知事提出案件 【予算案】2件     「令和4年度北海道一般会計補正予算(第6号)」など ⇒ 原案可決 【条例案】14件    「北海道核燃料税条例案」など ⇒ 原案可決 【その他の案件】4件 「国営造成施設管理事業に伴う地方公共団体の負担金に関する件」など ⇒ 原案可決 【決算】6件  「令和3年度北海道一般会計及び特別会計歳入歳出決算に関する件」など ⇒ 認定議決 など 議員・委員会提出案件 【会議案】2件    「北海道議会の保有する個人情報の保護に関する条例案」など ⇒ 原案可決 【決議案】1件     「朝鮮民主主義人民共和国のミサイル発射に抗議する決議」 ⇒ 原案可決 【意見案】4件    「私立専修学校等における専門的職業人材の育成機能の強化等を求める意見書」など ⇒ 原案可決 定例会の詳細は、道議会Webサイトをご覧ください。 3ページ 道議会キーワード 定例会においてのホットな話題をお伝えします。 「食品ロス削減」/「食育」 まだ食べられるのに捨てられる「食品ロス」は国の推計で約522万トン(令和2年度)で、このうちの約半分は家庭から出ています。日本人1人当たりの食品ロス量は1年で約41キログラムであり、これは1人1日当たり茶碗1杯分もの量に相当します。世界には食料不足で苦しんでいる人たちがたくさんいるのに、本当にもったいないことです。 道では、食品ロスを減らすため、食と環境の関係を考え、行動するよう食育の推進や「おいしく残さず食べきろう!」をスローガンに、「どさんこ愛食食べきり運動」を進めています。 《イラスト》:男の子 「食育」ってどういう意味なの? 食品ロスの削減対策にその食育を取り入れるのはなぜ? 《イラスト》:フクロウ博士 食育とは、「様々な経験を通じて『食』に関する知識と『食』を選択する力を習得し、豊かで健全な食生活を実践することができる人間を育てること」だよ。 生産者の方々が大切に育てた作物をご家庭で調理して、おいしく食べることができるよ。食育を通じて、食べものを大切に思う気持ちや、「もったいない」と思う気持ちを育んでもらうことは、食品ロスの削減につながるよ。 《イラスト》:捨てられる食品 北海道の取組 道では、「どさんこ愛食食べきり運動」として、食を愛おしみ、食べ残しをしない、出さない取組を進めています。安全・安心で美味しい食の宝庫、食料供給地域である北海道・・・道民全体で食べ物の大切さと食やそれに携わる方々への感謝、環境保全の意識を共有し、それぞれの立場で「もったいない!」の象徴である「食べ残し」を減らす「食べきり」などの行動を実践することで、食品ロスの削減につなげていきましょう! ■道民の皆さんへのお願い 【家庭では】  ・食品の買い置きの状況や消費期限・賞味期限をこまめに確認しましょう。  ・家族の食事の都合を確認して、作りすぎに注意しましょう。  ・食べきれなかったものは、他の料理に作り変えるなど食材を使い切る工夫をしましょう。 【外食時では】  ・注文時に、お店の人に盛り具合や食べられない食材の有無を確認しましょう。  ・食べきれないと思ったときは、「小盛りにできますか?」などと注文時にお店に聞いてみましょう。 出典:北海道Webサイト (https://www.pref.hokkaido.lg.jp/ns/shs/data/advance/leftover.html) 《イラスト》:食卓で家族だんらん 道議会Q&A Q 定例会の概要や主な議決の状況に書いている『議決』と『可決』って何がちがうの? A 『議決』は採決の結果得られた議会での意思決定で、議案などに対し可否(賛否)を決定することです。   また、『採決』とは議長が本会議で出席議員に案件に対する賛否の意思表示を求め、その意思を集計することです。   『可決』は議案に賛成し決めることで、提出された原案どおりに可決されることを「原案可決」といいます。 4ページ 議員講演会 議員政策立案機能の充実・強化に向け、「新たな公共交通への取組みについて」をテーマに札幌市立大学のなかしま ひでゆき学長から講演をいただきました。 なかしま学長からは、人工知能(AI)を活用した新たな公共交通の取組や活用事例についてお話をいただき、出席した議員からの質疑も活発に行われました。 《写真》:講演するなかしま学長 《写真》:講演を聞く議員 ゼロカーボン北海道関連パネル展(12/19~1/27) 脱炭素と経済の活性化や持続可能な地域づくりを同時に進める「ゼロカーボン北海道」の実現を2050年までに目指し、広く周知するためのパネル展を開催しました。 《写真》:展示コーナーの写真(3枚) 議事堂見学のお知らせ 道議会をより身近に感じていただくため、個人向けの見学会を週2回程度開催していますので、教育旅行や課外活動に利用して下さい。 ※詳細は道議会Webサイトをご覧ください。 見学コース(約20分) 1階 正面玄関、道民ホール 6階 スカイギャラリー、親子席【議場】、傍聴席【議場】 1階 正面玄関 《写真》:正面玄関 《写真》:スカイギャラリー 《写真》:議場 ●道議会Webサイト 議会中継・録画、傍聴・見学のご案内など URL: https://www.gikai.pref.hokkaido.lg.jp/ ●最新号やバックナンバー みんなの道議会の最新号やバックナンバーは、道議会WebサイトでPDF版とテキスト版を公開しています。 ●道議会へのアクセス 住所:札幌市中央区北2条西6丁目 JR札幌駅西通り南口から徒歩約8分 ●紙面へのお問い合わせ メール:gikai.seisaku1@pref.hokkaido.lg.jp 電話:011-204-5691 編集・発行:北海道議会事務局 発行日:令和5年(2023年)3月10日