みんなの道議会No.19 Web:https://www.gikai.pref.hokkaido.lg.jp Twitter:https://twitter.com/hokkaidogikai(@hokkaidogikai) 1ページ 塚本教授がやってきた! 《写真》:研修会の様子 10月8日の本会議終了後に、北海道医療大学看護福祉学部教授の塚本容子(つかもとようこ)氏を講師にお招きし、「新型コロナウイルスのエンドゲームはいつか?そして、今後のパンデミックへの備え」というテーマで研修会を開催しました。 今号の主な内容 2ページ:令和3年第3回定例会の概要や議決状況について 3ページ:道議会キーワード「ゼロカーボン北海道」 4ページ:行ってみよう!見てみよう!道立文化施設/インターンシップ生もやってきた! 2ページ 令和3年第3回定例会(9/14~10/8) 定例会の概要 総額773億700万円余の令和3年度補正予算を可決 知事から予算案6件(新型コロナウイルス感染症対策をはじめ、当面措置を要する経費などについて、所要の予算措置を講じるための補正予算案など)と条例案7件、その他の案件17件が提案され、議決しました。 また、議員や委員会から提出された意見案3件を原案のとおり可決しました。 主な審議日程 9月14日本会議(開会) 9月17日~9月21日本会議(代表質問) 9月24日~9月29日本会議(一般質問) 9月29日~10月6日予算特別委員会 10月7日常任・特別委員会 10月8日本会議(閉会) 本会議や予算特別委員会の主な議論 医療提供体制の充実 今後の感染状況を見据え、自宅や宿泊療養施設、臨時医療施設を含めた在宅医療などの体制を整備し、全ての人が必要な医療を受けられるよう、どのように取り組む考えか。 第三者認証制度 飲食店における感染防止対策の認証制度について、トラブルを防止するための公平性の確保や経済の活性化、市町村との連携にどのように取り組む考えか。 緊急事態宣言解除後の対応 リバウンドの防止や新規感染者数を減らし医療体制の負荷を軽減させるため、国とどのような協議を行い、対応していく考えか。 ヒグマ対策 ヒグマの市街地への出没や人身事故、家畜被害が多発している状況を受けて、ハンターを含めた人材育成や電気柵の活用など、安全対策にどのように取り組む考えか。 ゼロカーボン北海道 「ゼロカーボン北海道」の推進・実現に向け、家庭や中小企業向けの相談窓口の設置や市町村への対応を含め、どのように取り組む考えか。 高温・少雨による農畜産物などへの影響 今年の記録的な高温・少雨による農作物や酪農畜産物への影響について、経営の安定化に今後どのように取り組む考えか。 《イラスト》:ヒグマ 《イラスト》:農家 主な議決の状況 知事提出案件 【予算案】6件「令和3年度北海道一般会計補正予算(第5号)」(原案可決)など 【条例案/その他の案件】7件/17件「北海道教育委員会委員の選任につき同意を求める件」(同意議決)など 《イラスト》:ワクチンを接種する男性 議員・委員会提出案件 【意見案】3件「出産育児一時金の増額を求める意見書」(原案可決) など 《イラスト》:赤ちゃんとお母さん 定例会の詳細は、道議会Webサイトや北海道議会時報をご覧ください。 道議会Q&A Qこないだ衆議院議員の選挙があったけど、道議会議員も選挙で選ばれる…ってコト? A道民の代表である道議会議員も選挙で選ばれます。 現在の道議会議員の大多数は2019年4月7日の選挙で当選し、その任期は2023年4月29日までです。 《イラスト》:選挙のめいすいくん 選挙権は満18歳以上から!大事な投票、忘れずに! 3ページ 道議会キーワード 今回は第3回定例会で取り上げられたホットな話題をお届けします 「ゼロカーボン北海道」 道は、2020年3月に「2050年までに温室効果ガス排出量の実質ゼロを目指す」ことを表明しました。 北海道の有する豊富な再生可能エネルギーや森林などの吸収源を最大限に活用しつつ、脱炭素化と、経済の活性化や持続可能な地域づくりを同時に進める「ゼロカーボン北海道」の実現を目指しています。 《イラスト》:男の子 最近、北海道でも暑い日がだんだんと増えているのはどうして? 《イラスト》:博士の格好をしたフクロウ 地球規模の気候変動による気温の上昇です。 気候変動は、世界中で洪水や干ばつを引き起こしており、北海道に住む私たちの暮らしや自然にも深刻な影響をもたらしています。 《イラスト》:女の子 気候変動の原因は? 《イラスト》:博士の格好をしたフクロウ 主な原因は、人間の活動から排出される温室効果ガスの増加といわれています。 この排出を減らし、気温の上昇を抑えようとする世界共通の動きが、2050年までの「脱炭素社会」の実現です。 2050年までに温室効果ガス排出量を実質ゼロに! 〈ゼロカーボン北海道の達成イメージ〉 現在 《イラスト》:人間活動による温室効果ガス排出量の方が森林などによる吸収量より多い様子 2050年 《イラスト》:人間活動による温室効果ガス排出量と森林などによる吸収量が釣り合っている様子 排出量と吸収量の均衡を達成→実質ゼロ 脱炭素化と経済活性化を同時に推進! 《イラスト》:環境忍者えこ之助 3つのSで、脱炭素を目指すでござる! Save:節約の術 エネルギーの消費を抑える 無理のない夏季・冬季の室温管理など Select:選択の術 温室効果ガスの排出が少ないモノを選択する 省エネ性能の高い家電への買い替えなど Shift:転換の術 ライフスタイルや価値観を転換する 次世代自動車の導入など 道議会でも…… 「ゼロカーボン北海道」について、活発な議論が行われています。 《イラスト》:政治家の女の子 みんなの道議会No.17~をチェックしてね! 4ページ 北海道議会議員研修会 テーマ「新型コロナウイルスのエンドゲームはいつか?そして、今後のパンデミックへの備え」 《写真》:講師の塚本教授 《写真》:研修会に参加する議員たち 塚本教授からは、今後の感染状況の見通しやワクチンの効果、コロナ後遺症などについてお話いただき、出席した議員からは「今後のコロナ対策にも大変役に立つ内容」、「感染症対策を含めた対策について参考になった」などの意見がありました。 行ってみよう!見てみよう!道立文化施設 北海道博物館(愛称:森のちゃれんが)が、前身の北海道開拓記念館の開館から数えて、開館50年の節目を迎えたことをきっかけとし、北海道の文化振興の取組を後押しするため、道議会1階の大型テレビで道立文化施設の紹介動画を11/2~11/24の期間で放映しました。 また、北海道博物館にご協力いただき、50年前の電話機などの展示も行いました。 道教育委員会は「北海道リモート・ミュージアム」と題して、展覧会やコレクションを紹介する動画を配信しています。 ★詳しくは北海道教育委員会のWebページをチェック! (https://www.dokyoi.pref.hokkaido.lg.jp/hk/bnh/Hokkaido_remotemuseum.html) ※この情報は北海道のオープンデータを利用しています 《写真》:道立文化施設の紹介動画や展示の様子(4枚) インターンシップ生もやってきた! 《写真》:議会図書室での業務を体験するインターンシップ生 道議会では、インターンシップ生として大学生を受け入れ、議会事務局(議会の運営に関する業務を行っている部署)の仕事として、議会図書室での業務などを体験してもらいました。 《写真》:インターンシップ生(左)と議長(右) (インターンシップ生のコメント) 皆さんは道議会をご存じですか? 私はインターンシップに参加するまでは、正直あまり理解していませんでした。 インターンシップを通して、議員さんのサポートを行う業務があることを知りました。 私が新鮮だった初めての経験としては、各会派の議員さんに向けた挨拶回りです。 社会人になる第一歩を体験させていただきました。 ●道議会へのアクセス 住所:札幌市中央区北2条西6丁目 地下鉄さっぽろ駅10番出口徒歩約4分 ●道議会Webサイトについて 議会中継・録画、傍聴・見学のご案内など URL: https://www.gikai.pref.hokkaido.lg.jp/ ●紙面への意見、要望やお問い合わせ メール:gikai.seisaku1@pref.hokkaido.lg.jp 電話:011-204-5691 ●最新号やバックナンバーについて みんなの道議会の最新号やバックナンバーは、 道議会WebサイトでPDF版とテキスト版を公開しています。 編集・発行:北海道議会 発行日:令和3年(2021年)12月28日