みんなの道議会No.18 Web:http://www.gikai.pref.hokkaido.lg.jp Twitter:https://twitter.com/hokkaidogikai(@hokkaidogikai) 1ページ 新しい議長と副議長が決まりました! 《写真》:小畑保則(おばたやすのり)議長と市橋修治(いちはししゅうじ)副議長 6月15日の本会議で議長と副議長を決める選挙が行われ、議長に小畑保則(おばたやすのり)議員(釧路市選出)が、 副議長に市橋修治(いちはししゅうじ)議員(後志地域選出)が、それぞれ選任されました。 今号の主な内容 2ページ:令和3年第2回定例会の概要や議決状況について 3ページ:道議会キーワード「北海道・北東北の縄文遺跡群」 4ページ:北の縄文パネル展/道みんの日パネル展/北海道地方路線問題調査特別委員会 2ページ 令和3年第2回定例会(6/15~7/2) 定例会の概要 総額1,297億1,300万円余の令和3年度補正予算を可決 開会日に選挙が行われ、新しい議長と副議長が決定しました。 その後、知事から予算案4件(北海道に緊急事態宣言が発令されたことに伴い、緊急に措置を講じるための補正予算案など)と条例案11件、その他の案件7件が提案され、議決しました。 また、議員や委員会から提出された意見案7件を原案のとおり可決しました。 主な審議日程 6月15日本会議本会議(開会・正副議長選挙) 6月17日本会議(各委員会の委員選任) 6月18日~6月23日本会議(一般質問) 6月23日~7月1日予算特別委員会 7月2日常任・特別委員会、本会議(閉会) 本会議や予算特別委員会の主な議論 ワクチンの優先接種 64歳以下の方々へのワクチン接種について、優先接種が必要と思われる方も多くいることから、市町村との連携やガイドラインの策定などにどのように取り組む考えか。 ワクチンの集団接種 道が開設した集団接種会場について、設置期間の延長や地方などへの設置拡大も含め、ワクチン接種の円滑化に向けてどのように対応していく考えか。 東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会 大会の開催にあたり、ワクチン接種や感染防止対策などを含めた安全・安心の確保や、道民の不安解消に向けてどのように取り組む考えか。 ゼロカーボン北海道 2050年までに道内の温室効果ガス排出量を実質ゼロとする「ゼロカーボン北海道」の実現に向けて、今後のスケジュールを踏まえ、どのように取り組む考えか。 ヤングケアラー 家事や家族の介護などを日常的に行っている子どもたち、いわゆる「ヤングケアラー」を支援するため、支援体制の構築にどのように取り組む考えか。 幾春別川総合開発事業 国が建設中の新桂沢ダムと三笠ぽんべつダムについて、事業期間の延長と総事業費の大幅な増額を含む計画変更に対し、道としてどのように対処していく考えか。 主な議決の状況 知事提出案件 【予算案】4件「令和3年度北海道一般会計補正予算(第2号)」(原案可決)など 【条例案】11件「北海道保護施設の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例案」(原案可決)など 【その他の案件】7件「特定多目的ダム法に基づく新桂沢ダム及び三笠ぽんべつダムの建設に関する基本計画の変更についての意見に関する件」(原案可決)など 議員・委員会提出案件 【意見案】7件「選択的夫婦別姓制度の議論の活性化を求める意見書」(原案可決)など 定例会の詳細は、道議会Webサイトや北海道議会時報をご覧ください。 道議会Q&A Q議長や副議長って何をする人なの?どうやって選ばれるの? A議長は議会の代表者です。本会議を主宰するなど、議会の「顔」ともいえる立場です。 副議長は議長に事故があるときや、議長が欠けたときに代わりを務めます。 それぞれ議員の中から選挙で選ばれます。 《写真》:過去の選挙で使われた投票箱 3ページ 道議会キーワード 今回は第2回定例会で取り上げられたホットな話題をお届けします 「北海道・北東北の縄文遺跡群」 北海道・北東北の縄文遺跡群は、森や海、川などの自然の恵みを持続的に利用しながら、1万年以上にわたって狩猟・漁労・採集により定住した人々の生活と精神文化を伝える文化遺産です。 北海道・青森県・岩手県・秋田県に所在する縄文時代の集落や墓地、祭祀・儀礼の場である環状列石など、17の遺跡から構成されています。 その価値が認められ、2021年7月27日、北海道・北東北の縄文遺跡群は世界文化遺産に登録されました。 《図》:構成資産の位置(地図) 写真提供:JOMON ARCHIVES 《図》:中空土偶(北海道唯一の国宝) 函館市縄文文化交流センター蔵 函館市著保内野(ちょぼないの)遺跡出土 愛称「カックウ」 【道議会での取組】 平成30年第1回北海道議会定例会で、「北海道・北東北の縄文遺跡群の世界遺産登録に向けた推薦に関する意見書」を提出・議決し、世界遺産の早期登録に向け、文化審議会において、ユネスコ推薦候補に決定するよう国に対して強く要望しました。 《イラスト》:女の子「北海道・北東北の縄文遺跡群のこと、もっと知りたい!」 《イラスト》:土器を作る人「北海道・北東北の縄文遺跡群ホームページを見てね!」 (https://jomon-japan.jp) 世界遺産委員会ライブ視聴会が行われました!! 7月27日には世界遺産委員会の審議の模様を見守る「ライブ視聴会」が赤れんが庁舎で行われました。 視聴会には、小畑(おばた)議長や市橋(いちはし)副議長、鈴木(すずき)知事などが出席し、世界文化遺産への登録が決定する瞬間を見届けました。 ★ライブ視聴会の様子はこちら! https://youtu.be/LYeRn7jxN3I 《写真》:ライブ試聴会終了後の記念撮影 《写真》:小畑(おばた)議長の挨拶 4ページ 北の縄文パネル展(5/17~6/10) 北海道・北東北の縄文遺跡群の価値や魅力を伝えるため、「北の縄文パネル展」を道議会1階の展示コーナーで、2021年5月17日から6月10日の期間で開催しました。 北の縄文の魅力をわかりやすく解説したパネルや縄文遺跡群を紹介するパネルなどを展示したほか、出土品の展示や、大型テレビでのPR動画の放映も行いました。 道みんの日パネル展(7/12~7/30) 7月17日は、「北海道みんなの日」(愛称「道みんの日」)です。 「道みんの日」は、北海道の魅力と価値を再発見し、北海道を誇りに思う心を育み、より豊かな北海道を築き上げることを期する日として「北海道みんなの日条例」で定められています。 この条例は平成29年第1回北海道議会定例会で議員より提出され、可決したものです。 2021年7月12日から7月30日の期間で、道議会1階の展示コーナーで「道みんの日パネル展」を開催しました。 パネル展では「道みんの日」のPRパネルや横断幕のほか、未来技術を活用して、 北海道の様々な課題を解決する「北海道Society(ソサエティ)5.0」について紹介するパネルも展示しました。 北海道地方路線問題調査特別委員会(6/9) JR北海道の事業範囲の見直し等に関する地方路線問題について調査を行う北海道地方路線問題調査特別委員会は、2021年6月9日の委員会で、参考人としてJR北海道の島田(しまだ)社長など3名に出席を求め、喜多(きた)委員長や5人の委員(議員)が参考人に対し事業範囲の見直し及び経営状況について質疑などを行いました。 ●道議会へのアクセス 住所:札幌市中央区北2条西6丁目 地下鉄さっぽろ駅10番出口徒歩約4分 ●道議会Webサイトについて 議会中継・録画、傍聴・見学のご案内など URL:https://www.gikai.pref.hokkaido.lg.jp/ ●紙面への意見、要望やお問い合わせ メール:gikai.seisaku1@pref.hokkaido.lg.jp 電 話:011-204-5691 ●最新号やバックナンバーについて みんなの道議会の最新号やバックナンバーは、 道議会WebサイトでPDF版とテキスト版を公開しています。 編集・発行:北海道議会 発行日:令和3年(2021年)10月31日